ブルーロック氷織羊の過去と苦悩！両親の期待が生んだ身体と心の歪

『ブルーロック』のキャラクター、氷織羊は、その卓越したサッカー技術で知られていますが、彼の過去には両親の過剰な期待と複雑な苦悩が隠されています。

幼少期にサッカーを始めた理由、そしてサッカーに対する本当の気持ちとは何だったのでしょうか。

この記事では、氷織羊の過去と彼に影響を与えた両親の存在について探り、彼が抱える葛藤を明らかにしていきます。

氷織羊の過去とサッカーへの苦悩

画像は氷織 羊のイメージ

氷織羊がサッカーを始めた背景には、両親の強い期待がありました。

両親の期待とサッカーとの出会い

氷織羊の両親は、2人ともにスポーツ選手。

父親は柔道の全日本で銀、母親は走高跳日本2位。

お互いに1位へのあこがれが強い2人です。

その為に、氷織羊は、両親から1番になることを強く望まれ、幼少期からサッカーに向き合う日々を送っていました。

自分たちの夢を息子に託し、羊には必ず1番になることを期待していました。

この過大な期待を背負って、幼い氷織はサッカーに取り組むようになったのです。

スポーツ選手の両親の血をひいて、サッカーセンスは素晴らしいものを持っていました。

やめられなかった理由

サッカーは好きでは無かった氷織羊。

親の期待が大きすぎて、好きになれなかったんです。

でも、サッカーをやめたくてもやめられなかった理由があるんです。

それは、両親の関係が深く関わっていました。

氷織は、小さい頃に両親が「サッカーで1番になれなければ離婚する」という話を耳にしてしまい、その不安からサッカーを続けざるを得ませんでした。

この状況は、彼にとって大きなプレッシャーとなりました。

両親が氷織羊に与えた影響

氷織羊の両親は、彼の才能を高く評価していましたが、その期待が彼にとっては大きな負担となっていました。

両親が彼に与えた影響は、彼の人格形成にも大きな影響を与えました。

才能だけを見た両親

氷織の両親は、彼のサッカーの才能だけを見て、羊自身の気持ちや願望を無視していました。

それを感じたのは、幼少期に離婚の話を聞いて、階段から落ちた時です。

「りこんするの」と聞いているのに、両親は二人ともに、羊の足に怪我が無いかだけを心配したのです。

そう、両親にとって重要だったのは、羊が1番になることだけでした。

このような環境で育った氷織は、自分の感情を押し殺し、両親の期待に応えようとする一方で、次第に自分自身を見失っていったのです。

両親から逃げるための選択

先に述べたように、氷織がサッカーに熱意を持たなくなった背景には、両親からの期待がありました。

羊は両親の過度な期待と圧力から逃れるために、自分の意識を逃避するようになりました。

サッカーや自分の人生そのものが、ゲームだと思うようにしたのです。

そうすると楽になる。

彼にとって、ゲームの世界は唯一の安らぎの場となり、現実から逃れる手段でもありました。

ブルーロックに来た理由

氷織がブルーロックに参加したのは、単にサッカーで成功するためではありませんでした。

同じユースの先輩の烏に見抜かれたように、心と身体が一致していない。

サッカーセンスは非凡なのに、サッカーが好きでない為に、情熱にかけていたんです。

サッカーへの情熱が全くないにもかかわらず、ブルーロックに身を投じたのは、両親の期待から解放されたいという強い願望からです。

両親の期待が気持ち悪い。

逃げたいという一心からブルーロックにきました。

まとめ

氷織羊の過去は、両親の期待とそれに伴う苦悩に彩られています。

しかし、その中で彼がどのように成長し、未来に向かって進んでいくのかが今後の注目点です。

ブルーロックでの彼の活躍を通じて、彼が本当に望む道を見つけることができるのか、その行方が期待されます。