ブルーロック凪誠士郎の代表的な名言・セリフまとめ！各シーンを解説

「ブルーロック」の中で、凪誠士郎は独特の感性と強烈なインパクトを持つキャラクターです。彼の言葉には、サッカーへの新たな視点や、成長と葛藤が色濃く反映されています。

この記事では、凪誠士郎の代表的な名言やセリフを場面ごとに紹介し、それぞれの背景や意味についても解説します。

彼の言葉を通じて、ブルーロックの物語に込められたテーマを深く理解しましょう。

凪誠士郎の代表的な名言・セリフ

凪誠士郎は、ブルーロックの中でユニークな存在感を放っています。

その言葉の一つ一つが、彼の内面を映し出し、物語を深める要素となっています。

以下では、各セレクションごとに彼の名言やセリフを紹介します。

一次セレクション

ここは、チームZとの試合です。

「頑張んなきゃ勝てないなんて、弱い奴ってめんどくさいね」

潔たちチームZの裏切り者が、食堂で凪たちに裏取引を持ち掛けた時の言葉です。

彼の言葉からは、サッカーへの興味の無さと、生まれ持った才能への自信が伺えます。

 

「この好奇心は止められない。俺はサッカーで俺を試したい」

初めて自分から動き出した凪が、シュートを決める時の言葉です。

玲王が止められたからか、初めて負けると思ったからか、それとも、チームZのメンバーの熱を感じてカッコよく思えたからか。

なぜだか、凪自身にも解らないのでした。

 

「ねえ、玲王。サッカーって面白いんだね」

そして、ゴールを決めて楽しさを知って、言った一言です。

 

「本気で戦って、負けるって、こんな気持ちなんだね。悔しいよ」

潔の覚醒したゴールを目の当たりにして、負けた時の言葉です。

この気持ちが、これからの凪のサッカーをやっていく目標になるのです。

二次セレクション

二次セレクションでは、個人の力を試される過程が描かれています。

2stステージ

「初めて感じたこの悔しさってやつの正体を知るために、俺はこいつとサッカーがしたい」

3人1組のチームを作る時に、潔とサッカーがしたいとレオに言った時の言葉。

これで、玲王は凪に裏切られたと思い込み、恨んでしまいます。

凪はただ、強くなりたかっただけなのに。

3rdステージ

凛たちTOP3との試合の時です。

「あんなのがまだいるんだ。サッカーってマジで面白いや」

この言葉により、凪がサッカーに興味を持ち始めたことを示しています。

 

「負けるのは、悔しいのはもう嫌だから。勝たなきゃ面白くない」

この言葉は、潔に負けた悔しさが原動力になっています。

そして、勝利への強い執念とサッカーへの新たな情熱が込められています。

敗退後2stステージ

馬狼チームとの試合の時です。

「俺はフィールドの神様だ」

馬狼とやりあう中で、一人でも戦える方法を見つけた時の言葉です。

この名言は、自信に満ちた彼の姿勢と、フィールドでの彼の影響力を象徴しています。

敗退後3rdステージ

玲王たちとの試合でのことです。

「憎らしいくらい早すぎてムカつく」

千切のスピードに置いて行かれた時の一言。

 

「メッチャいいチームじゃん。がぜん、燃えてきた」

千切にゴールを奪われた時の言葉です。

やる気の無かった凪が、どんどん変わっていくのが解ります。

 

「いくら足が早くてもさ、人間は急に、後ろには進めない」

潔からのパスを千切を交わしてシュートした時の言葉です。

 

「負けを認めなきゃ、本当の悔しさなんて手に入んないのにさ」

通用してない馬狼に対していった一言です。

自分が潔に負けて、その悔しさから、サッカーに真剣になった凪にとって、負けを認めるのは大切な事だったみたいです。

 

「キングお帰り」

馬狼が潔の支配から覚醒してゴールを決めた時の言葉です。

いつもは犬猿の仲ですが、素直に賞賛出来る素直さを凪は持っています。

4thステージ

凛たちTOP3との再度の試合

「あいつのアイディアがTOP3に化学反応をぶち込んだ」

「ぶっ潰してぇ！」

潔たちがTOP3に食らいつく中、蜂楽のバスがTOP3に影響を与えて、ゴールを決めたのを見て言った言葉。

玲王への思いがこんな気持ちにさせているのです。

 

「やっぱ潔となら、俺はどこまでも強くなれる」

「この快感を知らなかった俺には、もう戻れない」

潔の足りない身体能力を凪が補おうと凛の裏をかいて、ゴールを決めた時の言葉。

サッカーの面白さに目覚めた天才凪の誕生です。

そしてこのセリフには、過去の自分への決別と、新たな挑戦への決意が感じられます。

 

「次、合う時は潰すよ、潔。お前無しで這い上がるから」

凛たちTOP3との試合に負けて、潔を取られた時の凪の言葉。

一次セレクションで潔に負けて悔しくてここまで来て、ここでまた、悔しさが増した凪の心情が表れています。

これが、凪のサッカーをする全てとなっていきます。

U-20日本代表戦

U-20日本代表戦では、凪のプレイヤーとしての覚醒が見られます。

「でも今日で終わりじゃない。はじまりでしょ”青い監獄(おれら)”」

いよいよ、U-20との闘いの直前の言葉です。

あれだけやる気なかった凪の言葉とは信じられないですね。

 

「俺が、凪 誠士郎だ！」

U-20戦でブルーロック初ゴールを決めた時に行った言葉です。

ネオ・エゴイストリーグ

ネオ・エゴイストリーグでは、凪の成長がさらに顕著になります。

「玲王がサッカーに誘ってくれたあの日から、俺はずっと一緒だ」

潔に勝ちたいと玲王に助けを求めた時の言葉です。

言葉が少ない凪が、やっと本心を玲王に伝えた時の事です。

 

「いこうレオ。凪×玲王(おれたち)の一番熱い場所へ」

再び二人で同じ夢に向かって進み始めた時の言葉です。

 

「ありがとう潔・・・俺、世界一だ！」

玲王の助けがあって、潔と競りあった末に、ゴールを決めた時の言葉。

 

「今、俺、この地球(ほし)の”主人公”になった気分」

ゴールを決めた後、潔に今の境地を聞かれた時の言葉。

この言葉が、潔のこの先のピースを埋めることになるのです。

凪誠士郎のセリフの持つ意味と背景

凪誠士郎の言葉には、彼の成長と葛藤が色濃く反映されています。

ここでは、その意味と背景について掘り下げます。

サッカーへの興味と成長の過程

凪誠士郎は、もともとスポーツや競争に対して興味を持たない青年でした。

「一生ダラダラしていたい」という彼の言葉に象徴されるように、彼は自分の才能を活かすことに対しても無関心でした。

しかし、ブルーロックに参加し、様々な試練や仲間との出会いを通じて、彼の心境に変化が現れます。

「サッカーってマジで面白いや」という言葉は、その変化の大きな象徴です。

この一言には、単なる興味からくる好奇心だけでなく、彼が初めて自らの意思で何かに没頭しようとする姿勢が反映されています。

その後、彼は次第にサッカーに対して情熱を持ち始め、「俺はサッカーで、俺を試したい！」という言葉へと繋がります。

これは、彼が自己の成長を求め、スポーツに真剣に向き合い始めた瞬間を示しています。

エゴイズムとチームワークの狭間

凪誠士郎は、自分の才能に対する芽生えと、他者との協力を必要とする状況との間で常に葛藤しています。

凪の芽生えたエゴイズムは、馬狼に対しての「俺が勝って下僕にしてやんよ」という言葉に象徴され、暴力的な相手に対して色濃く表れています。

しかし、ブルーロックでの経験を通じて、凪は次第に仲間との絆の重要性を理解し始めます。

「サッカーって面白いんだね、玲王」といったセリフには、彼が他者との関係性を再評価し、チームプレーの価値を見出し始めた姿が垣間見えます。

また、「勝たなきゃ面白くない」という言葉には、単に自分が勝つことへの執念だけでなく、勝利を共有する喜びやチームとして成し遂げる達成感も含まれているのです。

このように、凪はエゴと協力の狭間で揺れ動きながらも、サッカーを通じて自己の成長と仲間との繋がりを模索していきます。

まとめ

凪誠士郎の名言やセリフを通して、彼の成長とサッカーへの情熱を感じることができます。

凪の言葉は、単なるセリフ以上に、彼自身の内面を映し出し、物語を豊かにしています。

凪誠士郎のキャラクターを深く理解するためには、彼のセリフに込められた意味をしっかりと捉えることが重要です。