ブルーロック絵心 甚八の名言とセリフ集！エゴイズムの真髄を解き明かす

『ブルーロック』の中でも特に異彩を放つキャラクター、絵心 甚八（えご じんぱち）。

彼が語る言葉は、単なるセリフを超えて、エゴイズムの本質を突きつける強烈なメッセージを持っています。

本記事では、絵心 甚八の名言とセリフに焦点を当て、その深い意味と背景を紐解いていきます。

彼の言葉は、時に過激でありながらも、一流のストライカーを生み出すための揺るぎない哲学を反映しています。

絵心 甚八の代表的な名言・セリフ

『ブルーロック』の主人公ともいえる絵心 甚八は、その過激で鋭い言葉によって、物語の核心を鋭く突きます。

ここでは、彼の代表的な名言・セリフを各セレクションごとに紹介します。

日本サッカー協会本部

「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない」

絵心が初めてブルーロックの目的を語った場面でのセリフです。

この言葉は、300人のストライカーを前に、彼の非情でありながらも強烈な信念を示しました。

 

「サッカーとは己のゴールを何よりの喜びとし、その瞬間のためだけに生きよ」

サッカーにおけるエゴイズムの本質を語ったセリフです。

この言葉は、ストライカーとしての役割を超えて、自己を追求することの重要性を強調しています。

そして、この言葉をスイッチに潔が一番先に走り始めました。

入寮テスト

「一流のストライカーという生き物は、その時、もっともフットボールの熱い場所に、突如として出現する」

潔が蜂楽のパスに反応して、吉良にキックした時の言葉です。

 

「ストライカーとは、その全責任を負い、最後の1秒まで戦人間のこと」

吉良が失格と言われ、反論を言った時の言葉です。

そして、この言葉は、潔の心に残り、ピンチの時でもあきらめないことを刻んだのです。

一次セレクション

「ゴールという革命を起こすのは、何時だって己の武器だ」

チームXに負けた時のチームZに対して言った言葉。

 

「才能という熱い原石は、磨かなければ自己満足のゴミと化す」

チームYに勝った潔たちが練習中の時に言った言葉。

見つけた武器を吐出させろとのメッセージです。

 

「必要なのは、ゴールを生み出すための方程式だ」

チームWにギリギリの引き分けで、偶然に生まれたゴールでは意味がないことを教える時の言葉です。

自分だけの方程式を見つける重要性を伝えます。

 

「再現性のある成功の先にしか、進化は無いと思い知れ」

たまたま勝つのではなく、勝つべくして勝つということを強く教えました。

二次セレクション

ステージごとにお伝えします。

ステージ前

「そのハングリーが世界を変えるエゴになる」

一次セレクションを勝抜いてきた全員が揃ったなかでの話。

世界一になる為には、ハングリーが重要。

ゴールへの飢えを手に入れるのがブルーロックの目的だと知らせた時の言葉です。

1stステージ

「こいつは今、自分の進化に震えているはずだ」

ブルーロックマン室で、潔がクリアした時の言葉です。

敗退後の3ndステージ

「大事なのは、敗北に何を学ぶかだ」

「絶望してもなお戦わんとする人間に、夢を叶える力は宿る」

アンリが馬狼の進化後のドリブルに感激して、絵心と話した時の事です。

馬狼が潔に喰われて、敗北を感じ、そこから覚醒して進化した時の言葉です。

5thステージ

「チャンスが落ちてくる場所を見極めて待つ！そんな嗅覚を持つ人間にしか運の女神は微笑まない」

「真に戦う人間にのみ、運は平等に振り続ける」

潔に運について説明した時の言葉です。

この事が、潔の運命を大きく変えることになるのです。

三次セレクション

「日本サッカーを変えるのは、青い監獄(おれたち)だ」

三次セレクションに進んだメンバーが集まり、U-20との試合を伝えた時の言葉です。

強い覚悟の言葉です。

 

「奇跡を起こす方程式に足を踏み入れたな、潔 世一」

凛と士道の間を抜けて、潔がシュートを決めた時の言葉です。

潔自信でも解らない状況になっていた時です。

 

「世界一のストライカーに不可欠な、命の燃やし方を教えてやる」

奇跡の方程式「FLOW」について説明する時の言葉です。

この後、選手たちは、このFLOWを常に描いて進むのです。

 

「勝つぞブルーロック！お前のエゴを今日世界に刻め」

U-20日本代表との試合前に、選手たちを奮い立たせるために発したセリフです。

この言葉には、エゴを信じ抜くことが勝利への鍵であるという強いメッセージが込められています。

U-20日本代表戦

「お前の覚醒こそが、勝利への前奏だ」

「糸師凛の覚醒に、潔世一はマストだな」

糸師凛が最初に見せたアドリブから、ゴールが生まれた時の言葉です。

 

「圧勝しろ！主役はひとりでいい」

1点リードで前半が終わり、後半に入る時の言葉です。

勝たないとブルーロックが消滅するので、絶対に勝てと強く言っています。

 

「お前らは凄いことをやり遂げた」

U-20に勝った時の言葉です。

そして続けます。

「青い監獄(おれたち)はもう、引き返せないステージまで来たぞ」

世界一のストライカー誕生まで突き進むという、信念が感じられます。

ネオ・エゴイストリーグ

「ブルーロックで学んだ全てを賭けて、世界に羽ばたくステージは整った」

これから始まるヨーロッパ5大リーグ環境でのトレーニング開始を告げた時の言葉です。

 

「プロの世界は常に椅子取りゲームだ」

第一試合が終わった時の言葉です。

何がなんでもチャンスを掴み取れというメッセージが込められています。

 

「フィールドに落ちている物語の成功を紡いでみせろ」

雪宮の自分勝手なゴールが止められた時の言葉。

ただ、この言葉は、雪宮に向けたのではなく、潔に向けた言葉のように感じました。

 

「オリジナリティとは、ハングリーだ」

最後のフランス戦の前の言葉です。

勝ちあがるためのカギであるオリジナリティ。

それを具体化した時の言葉です。

この言葉で、選手たちは、自分が何者になりたいかの再確認をして、試合に臨むのでした。

絵心 甚八のセリフの持つ意味と背景

絵心 甚八のセリフには、単なる言葉以上の深い意味が込められています。

彼の哲学とサッカーへの情熱が反映されたこれらの言葉は、潔に立ちに勇気を与えます。

エゴイズムの追求とその必要性

絵心 甚八が語るエゴイズムは、単なる自己中心的な行動ではありません。

彼の考えでは、エゴイズムとは自己の成長と成功を追求するために不可欠な原動力です。

彼の言葉の裏には、他者に依存せず、自分の力で勝利を掴み取るという強い信念が感じられます。

サッカーにおいて、特にストライカーというポジションは、結果を求められる場面が多いです。

そのため、絵心はエゴを持つことが、ゴールを奪うために最も重要な要素であると主張します。

彼が「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない」と強調する理由は、自己中心的なプレーこそが、チーム全体を勝利に導くという逆説的な真理を体現しているからです。

個人のエゴイズムが、最終的にはチームの勝利に繋がると絵心は信じているのです。

日本サッカーへの批判と改革の意志

絵心 甚八のセリフには、日本サッカーに対する痛烈な批判が含まれています。

彼は、日本のサッカーが組織力に依存しすぎていると考えており、個人のエゴイズムが欠如していることが、世界の舞台で通用しない最大の原因だと断言します。

特に、「日本サッカーは組織力は一流だが、それ以外は二流だ」というセリフは、日本のサッカー文化が持つ問題点を鋭く指摘しています。

組織としての連携は強いものの、個々の選手が持つべきエゴイズム、つまり自己の成功を最優先に考える力が不足していると絵心は見抜いています。

そのため、彼は世界一のストライカーを育成するための「ブルーロック」計画を立案し、日本サッカーの根本的な改革を目指します。

彼の狙いは、日本サッカー界にエゴイズムを植え付け、個の力を最大限に発揮できる選手を生み出すことにあります。

このように、絵心の言葉には単なる批判を超えた、日本サッカーを世界一に導くための改革への強い意志が込められており、それが彼の行動の原動力となっているのです。

まとめ

絵心 甚八の名言やセリフは、単なるフィクションの中の言葉ではなく、現実においても多くの示唆を与えるものです。

彼の言葉を通じて、エゴイズムの持つ力や日本サッカーに対する深い洞察を学ぶことができるでしょう。